5月になり気温もぐんぐん上昇して過ごしやすい気候になってきました。
誰もが心ウキウキと思いきや、足の臭いが気になる人にとっては悩めるシーズンの到来です。
あの悪臭はどこから? 足が臭う原因を知るにも書いた通り、足のイヤな臭いの原因である雑菌が好むのは高温多湿の環境。寒い時期はそれほど発汗しないので足の臭いも気になりませんが、気温が上昇すると共に靴の中はムレムレで雑菌にとっての天国になってしまいます。
でも、しっかりと原因と対策を考えれば臭いを軽減させることはできます。
通気性の良い靴を履く
靴の中を高温多湿状態にしないためには、通気性の良い靴を履くことが必須です。
靴を部屋と考えると、通気性の悪い靴は空気の通り道のない密封状態の部屋。
一方、通気性のよい靴は窓が開いて風通しが良い部屋。当然、湿気も除去しやすくなります。
通気性だけを考えて靴を選ぶとお洒落の幅も狭まってしまいますが、デートで座敷に上がった時、足の臭いで相手に嫌な思いをさせないかと冷や冷やするより、見栄えを多少我慢しても通気性を重視した靴を選ぶ※のもひとつの考え方です。
ただし、いくら通気性の良い靴でも毎日履いていれば臭いの原因になります。1日履いたら水分や湿気が取れるまで最低2日は休ませるなどのローテーションを組んでみましょう。
※調べると最近はデザインも良く通気性能の高い靴も増えていますね
サンダルを履く
夏であれば、なるべくサンダルを履くようにするのもおすすめです。
サンダルであれば靴下も履く必要がないので風通しも良く、蒸れる心配も少なくてすみます。
サンダルの種類はたくさんあるので、おしゃれ面でも安心です。
素足がそのままさらされてしまうので角質や爪のケアは忘れずに。
足が臭わなくても、かかとがザラザラだったり爪が伸び放題だったりしたら相手の印象は悪くなります。
サラリーマンが裸足でサンダルを履いて出社というわけにはいきませんので、通気性の高い靴と消臭機能のある靴下をセットで使うことをおすすめします。
足をしっかり洗う
基本的なことですが、足の臭いを防ぐためには足をしっかりと洗うことが大切です。
足を洗うときは、スポンジでこすっただけでは汚れが落ちないので、軽石や専用のスムーザーを使ってしっかりと落としていきます。足の爪も短く切り、爪の間や指の間も忘れずに洗います。指の間は落ちにくくまた臭いの発生の元になるので、しつこいぐらい洗うことを意識します。
足を洗ったらしっかりと乾かして、水気を拭き取ります。足より汗を吸う靴下が臭くなりやすいので、対策のポイントは消臭効果のある靴下を使うことです。繊維に効果のある物質が含まれているので、消臭スプレーを使うよりも効果が長持ちします。
外出先で
外出先で臭いが気になった時、いつでもすぐに拭けるようウェットティッシュと替えの靴下は常備しましょう。
トイレに行くと伝えれば誰も疑いません。
ウェットティッシュで指の間までしっかりと拭いて、足が乾いたら新しい靴下に履き替えれば安心です。ウェットティッシュがない場合はティッシュを濡らして使うこともできます。
周囲に嫌な思いをさせない、自分も恥ずかしい思いをしないためには面倒でもしっかり臭いのケアをしましょう。