悪いのは雑菌です
足の裏は大量に汗をかくので、その汗が臭いの原因であると思われがちですが、実は汗自体には臭いがなく無臭です。
足が臭う原因は、雑菌によるものです。
足の裏は体のどの部分よりも角質層が厚く、新陳代謝や摩擦で大量の皮脂、垢、角質が落ちて雑菌の栄養分となります。
雑菌は栄養分(角質、皮脂、垢)を分解すると同時に排泄物を出します。この排泄物による腐敗臭があの強烈な足の臭いの原因です。
靴の中は雑菌のパラダイス
雑菌は高温多湿を好み、温度15℃以上湿度70%以上になると活発になり繁殖をします。
足の裏にはエリクソン腺があり、ここから1日にコップ1杯分(200cc)も汗をかくと言われています。この汗が靴の中の温度30℃以上、湿度90%以上という雑菌の繁殖にとって最高の環境を作りだしてしまうのです。